島倉千代子肝臓がん原因波乱万丈

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島倉千代子肝臓がん原因波乱万丈　[社会] [編集]

演歌歌手の島倉千代子さんが、８日午後、
肝臓がんのため亡くなった。

75歳だった。

2013年3月30日の誕生日のイベントで
元気な姿を見せていたのに残念でなりません。

島倉さんの、波乱万丈の人生を、
ふりかえって見ましょう。
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島倉さんは１９３８年(昭１３)生まれ。
・１９５３年、日本音楽高等学校へ入学
・翌年の５４年コロムビア全国歌謡コンクールで優勝。
・５５年にデビュー。デビュー曲「この世の花」が同名の映画の
主題歌となり、大ヒット。
・５７年、「東京だョおっ母さん」がさらに大ヒット。
（映画化、主演）
・同年、ＮＨＫ紅白歌合戦に初出場。
以降史上初の３０年連続出場をする
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順調に見える芸能生活だが、
私生活は波瀾（はらん）万丈だった。

１９６３年にプロ野球・阪神のスター選手だった藤本勝巳と
周囲の反対を押し切って結婚した。
この結婚生活は５年後に離婚、という結末を迎えた。
家族の元に帰っても追い返され、自分の戸籍をつくった。

７０年代には知人の手形の裏書をし、
それがもとで、総額で１０億円を超える借金を
背負うことになってしまう。

人柄の良さが災いし、
知人やマネジャー、自分が知らない人まで
保証人になってしまったのが原因だ。

ひばりさんから「実印は貸すな」と
クギを刺されたのは有名な話として残っている。

当時の後見人となったのが占いの細木数子さん。

細木さんとはその後、確執があったともいわれている。

借金は数年後に完済したが、
２００７年に知人に資産を持ち逃げされ、
再び多額の借金を背負う
ことになってしまう。

１９８８年に実姉が自殺。

１９９３年には乳がんを患い、
放射線治療の影響で声が出なくなり
歌手生活のピンチに立たされたこともあった。

そして、６３歳でヌード写真集を出版。

苦労を繰り返した島倉さんだが、
その度に、歌を歌い、歌に励まされ、
歌で人を元気にした。

そんな島倉さんだった。

心よりご冥福をお祈りいたします。